1,000人以上の管理職に聞いた。効果的な面接時の質問ベスト9!

1,000人以上の管理職に聞いた 効果的な面接時の質問 ベスト9

採用したい企業が抱えているであろう、課題の一つに「面接のクオリティ」というものがあるかと思います。30分から1時間でその人の人生と会社の人件費や、ともすればプロジェクトの命運を分けるなんてことになるわけですから、面接は重要かつ超難易度の高いもの。

そんなことをチャットでやり取りしていたら突然友人から以下のリンクが送られてきました。

「使ってみ」と。

送られてきたリンク先『Medium』とは

送られてきたリンクは以下のページ。

『Medium』は、専門家、ジャーナリスト、ブロガー、作家など、さまざまな背景を持つ人々によって書かれた記事やブログ投稿を掲載するオンライン出版プラットフォーム。日本でいう所の『note.』のようなもの。

このプラットフォームは、2012年にTwitterの共同創設者であるエヴァン・ウィリアムズによって設立されました。

オンライン出版プラットフォーム『Medium』の主な特徴

  1. アクセス性: Mediumは、プロの作家だけでなく、情熱を持って書く一般の人々にも開かれたプラットフォーム。なので誰でもアカウントを作成し、自分の考えや経験を共有する記事を投稿することができる。
  2. コンテンツの多様性: Medium上には、テクノロジー、科学、ビジネス、文化、政治、健康、デザイン、セルフヘルプなど、多岐にわたるトピックの記事が掲載されている。なので、さまざまな読者の興味やニーズに応える豊富なコンテンツが掲載されている。
  3. クオリティコントロール: Mediumは、品質の高いコンテンツを提供することに重点を置いたプラットフォーム。ユーザーが質の高い記事を簡単に見つけられるように、コンテンツのキュレーションが行われている。
  4. マネタイゼーション: Mediumは、作家が自分の作品から収益を得られるようにするパートナープログラムを提供。読者は月額または年額の料金を支払うことでMediumの有料メンバーになり、プラットフォーム上の有料コンテンツに無制限にアクセスすることができる。この収益は、読者のエンゲージメントに基づいて作家たちに分配される仕組み。
  5. コミュニティとエンゲージメント: Mediumでは、読者が記事に対して「拍手」を送ったり、コメントを残したりすることで、作家と直接的にやり取りすることができる。これによって、作家と読者の間のエンゲージメントが促進されている。

Mediumは、深みのある洞察や多様な視点を求める感度の高い読者、さらには自分の声を広め、議論を呼び起こしたい投稿主にとって、魅力的なプラットフォームとして確立されています。

1,000人以上の管理職が使っている面接時に効果的な質問ベスト9!

前置きはこれぐらいにして、本題なんですが。Mediumに投稿したのはクレア・ルーさん。

クレア・ルーさんは、”Know Your Team”というソフトウェア会社のCEOであり創設者。

この”Know Your Team”は、マネージャーやビジネスリーダーがチーム内のコミュニケーションを向上させ、職場の課題を解決するためのツールを提供しているソリューション提供の会社。”Know Your Team”はリーダーが従業員の満足度を高め、職場の文化を強化する方法にフォーカスしている会社なのです。

社長としての活動に加えてクレア・ルーさんはリーダーシップや従業員のエンゲージメントに関するトピックで幅広く執筆活動を行っており、数多くのブログや記事を通じて洞察やアドバイスを提供。

彼女のアプローチは、誠実なコミュニケーション、透明性、そして従業員の声への敬意を重んじることにあります。なので、ビジネスコミュニティの中でのクレア・ルーさんは、効果的なチーム管理やリーダーシップ開発に関する信頼できる声としてて知名度が高いようです。

面接時に効果的な質問

そんなクレアさんが1,000人以上の管理職から集めた面接時に効果的な質問がこちら。

  1. もし会議や義務、中断がない完全な仕事の一日があったら、あなたは何をしますか?
  2. 最も誇りに思っているプロジェクトは何ですか?
  3. 1年後にあなたのキャリアをどこで見ていますか、そしてこの役割はどのようにしてそこに到達するのを助けますか?
  4. オフィスで生産的な一日を過ごしたと感じるのはどういう時ですか?
  5. あなたが働きたいと思う会社を説明してください。
  6. 挫折を経験した時のこと、そしてそれをどのように克服したかについて教えてください。
  7. あなたの両親で最も好きではない特質、最も好きな特質は何ですか?
  8. あなたの人生に最も影響を与えたと言える3つの出来事は何ですか?その理由も教えてください。
  9. このポジションに採用されたとしたら 、最大の学習曲線は何だと思いますか?

確かに聞いておきたいなと感じる質問ばかり。これは早速試したくなりますね。

面接時に効果的な9つの質問の意図

これらの質問の意図の解説は以下。

  1. 候補者がどのように答えるか(時間ベースのスケジュールを提供するか、それともより概念的な答えをするかなど)と、何を言うか(データ指向か、人間指向かなど)を理解するためのものです。
  2. 誰かを興奮させる仕事の種類や、それにどれだけ興奮するかを理解するためのものです。
  3. 候補者が個人的および専門的な開発目標、彼らが面接を受けている特定のポジション、および彼らが面接を受けているポジションが会社に与える影響をどれだけよく理解しているかを示します。
  4. 人が自分の生産性をどのように定義するかを理解するのに役立ちます:それは働いた時間の数に基づいていますか? それとも彼らが学んでいることの量に基づいていますか?
  5. 価値観、適合性、期待値を調整するのに役立ちます。
  6. 人々がストレスや人間関係の対立にどのように対処するかを理解するのに役立ちます。
  7. 候補者にリアルで正直である機会を提供し、また候補者の核となる個人的価値観にも言及します。
  8. 彼らにとって何が重要で、何が彼らを形作り、モチベートしてきたのかを明らかにするのに役立ちます。
  9. 候補者の自己認識と謙虚さについての感覚を得ることができます。

なるほど。洗練されていますね。

まとめ

企業ごとに文化があるのと、採用するポジションによっては意味をなさないものもあるかもしれませんのでアレンジメントは必要ですが、重要なのは質問することと、その質問で何を回収したいのかという定義があるかどうかという気がしました。

きっとそれが10個目の質問になるんでしょうね。表の質問と裏の意図。その答えから直接的にその人の本質を知る。

テクニカルではありますが、1時間ほどの面接で社内の戦力、ひいてはその人の人生の時間を左右するのであれば面接する側はテクニカルであるべきですね。

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