PCでの文章作成において、視覚的な整理や強調を行うために役立つのが「罫線素片(けいせんそへん)」です。
「L」や「ト」のような文字「┗」や「├」といった罫線素片を使用することで、文書のレイアウトを整え、読み手にとって分かりやすい形に仕上げることができます。
しかし、これらの特殊な罫線素片をどのように入力するのかを知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は「┗」や「├」といった罫線素片を簡単に入力する方法を解説します。
「罫線素片」(けいせんそへん)とは、テキスト内で枠組みや装飾を表現するために使用される特殊な文字のこと。「罫線文字」と呼ばれることもあります。
直線や角を利用することで”視覚的に”わかりやすくなるでしょう。
たとえば次のように活用します。
罫線素片をパソコンで入力する方法はいくつかあります。
今回2つの方法を紹介します。
1つ目はパソコンのキーボードで「けいせん」と入力する方法です。
Windows標準で備わっている「Microsoft IME」で「けいせん」とキーボード入力し変換してみると、次のように表示されるので、表示された中から選択してください。
「きごう」と入力しても変換できますが、選択肢が多すぎるのであまりおすすめできません
2つ目の方法は、「ひだりした」などの『よみ』を入力する方法です。
例えば『┗』を表示したい場合は「ひだりした」、『├』を表示したい場合は「たてみぎ」と入力すると変換されます。
よみと罫線素片の組み合わせは次のとおり。ただしOSやIMEの種類やバージョンによって異なりますので注意してください。
よく利用する罫線素片はユーザ辞書に登録しておくのもおすすめです
今回は、意外と知らない「┗」や「├」などの入力方法をご紹介しました。
「罫線素片」を使用すると、読み手にとって分かりやすい形に仕上げることができます。
資料作成などの際は、罫線素片をうまく活用しましょう。